ハカランダよりメープル

明日12/04の講師研究発表では写真の今井1992年、松・メープルを使おうかなと。

 

たまに聞かれるんですよね、なんでメープルなんか使うの?
特にギター屋さん系で言われる。(多分メイプルが嫌いなんだろう)

 

でも訳あってピアノとの合わせで「ここぞ」って時は頼りになる一本です。

 

今年1月の演奏会ではハカランダの今井さんのギターを使いましたがそれは写真の楽器にはエルゴプレイの吸盤の付きが悪かったからで、本当はメープルを使いたかった。

 

訳?っていいうのはメープルの方がピアノの音と混ざりにくいから。


メープルのギターって鳴ってない感じがしたり・・・音がこもった感じがしたり・・・抜けが悪い感じがしたり。


でも、それは弾き手の感覚。お客さんの側にはそうは聞こえていない。

 

むしろよく「音が通る」

 

なぜって?

 

多分、この「こもったような音色」これがミソ。

 

難しい言い方をすると弦を弾いいた際に出る「倍音成分」

(いわゆるハーモニクス)が少ないのだろう。


倍音成分が多いとキラキラした明るい音になる。

ピアノの音はまさにキラキラしている。

 

だから、似てないほうが目立つ。

 

っていうこと。

 

弾き手である私もメープルで弾いてる時のほうがしっくり来ています。

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