新しいプリンタとプログラム

先週の土曜日、会社から秋葉原のヨドバシヘ。

プログラムに使う紙を買いに。

さすが秋葉のヨドバシ。

品揃えが凄かったです。

良さげな和紙を見つけて・・・

原稿は自宅で作って会社で一部印刷して・・・

あとはコピー・・・と思ったのですが。

 

自宅のプリンターは故障ののち処分してしまっていたのでプリンターのない環境でした。

 

で、ヨドバシで見ちゃったんですよね、、、プリンターを。

どーしても欲しくなって買っちゃいました。

 

こういうの衝動買いっていうんですよね。

なぜか気持ちがすっきりするんですよ。

コワイね~(笑)

 

で持ち帰るもPCと無線で接続するも繋がらない・・・
問題を突き詰めてみると我が家のルーターのスペックが古いためにうまくいかないようだ。

ということはUSBで繋ぐかルーター買い替え。。。

こうやってPCと周辺機器は消費者に消費のスパイラルに追い込むような気がしてならないのは私だけ?

 

で話は変わりプログラムを作ってテスト印刷してます。

誰も難しくて読んでくれないと思われることをいーっぱい書いてしまったので紙っぺらを付けることに。(マニアックです、結構暴露っぽいかも)

 

読んでくれないであろう内容はこちら ↓

本日の使用ギターについて

ギターのフレットは平均律に従い打ち込まれています。

よって6本の弦は平均律に則り調弦されなければなりません。

(この話はギタリストの間でも認識の薄いことかもしれません)

すなわち完全8度(オクターブ)以外の完全5度、4度、長3度といった関係は必ず唸りを残しておかなければなりません。ギタリストが通常行う隣り合う弦の5フレットと7フレットのハーモニクスを合わせる調弦法では隣り合う弦の完全4度の唸りを消すことになり平均律を実現することが出来なくなります。

すなわち唸りを残す調弦法が必要なのです。唸りを消して合わせることは慣れれば非常に安易でありますが唸りを残すように「ずらす」ことは大変難しいです。

さらにギターは左指で弦を押弦することによって音程をとっていきます。押弦という行為は弦のテンションを一時的に上げるため実際の音は理論値より若干上がります。この歪みのせいでさらに調弦しにくくなっています。

そのため、ギターでは歪みを補正すべく理論値による弦長から1ミリ~2ミリ程度長くして補正しています。(弦長650ミリの計算なら実際は651652ミリになっています、残念なことに補正値0ミリのギターも普通にあります)

しかし、さらに詳しく追及していくと1ミリから2ミリで幅がありますし、当然6本の弦による性格の違い、弦のメーカー、弦のテンションの違いによって補正値は変わってきます。

一概に1弦は何ミリ、6弦は何ミリという定めはありません。製作家自らが経験によって導き出しています。ということで個々の製作家・メーカーによってバラつきがあり実際のところ調弦の合いやすいギターとそうでないギターが存在します。

本日使用する今井ギターは初期設定ですでに理想的な補正が施されていますが、さらに私自身でほんの少し補正を加えて弦の種類を選び究極のコンディションとなっております。そのため、より効果を出すために調弦にチューナーを使います。一方ピアノは開演前に調律を施しております。ギターとピアノの織り成すハーモニーをご堪能いただけましたら幸いです。

 

  • ギター:今井勇一(1992年) 
    表板:スプルース 裏横板:メイプル 弦長
    657.5mm
    • 使用弦:123弦プロアルテ・ノーマル 、46サバレスニュークリスタル
      5弦サバレスコラムノーマル
    • フレット:ジェスカー#57110 ニッケルシルバー 高さ1.45mm 幅2.79mm
  • ピアノ:スタンウェイM-170

 

 

服部文厚 2014/10/13

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