知られざるポンセの小品たち

こんにちは。

 

 引き続き10月13日(月・祝)"Dear Friends" で取り上げる曲紹介です。

 

 写真の2曲、左から「しおれた心」「8ヶ月前」。

いずれもR・ハーカーによるポンセ作曲の歌曲からのアレンジ。(8ヶ月前は元々メキシコ民謡)

 

 これらの楽譜は入手が極めて困難なこともあり殆ど注目もされません。

曲名すら知らない人が殆どでしょう。

  1978年にリリースされたジョン・ウィリアムスの「Manuel Ponce 」というアルバム(LP)にひっそりと収録されてます。

私は持ってもいませんし聴いたこともありませんが。(これらのトラックはCD化されてません)

 その他エスタレージャスというギタリストが「Gabriel Estarellas Interpreta a Manuel Ponce」というアルバムを出していてiTunesで購入できるようです。

 

 そんな訳でポンセの歌曲といえば皆が「エストレリータ」を想像しそれを弾く。(確かにゴンザレス編のエストレリータは大変優れた編曲だと思う)

 なんかその流れがとーってもイヤなんですよ・・・私は。

他にも何かあるだろうって思うんです。

 

ということで選んだ2曲。

 

しおれた心は特に隠れた名曲♪

 

しおれた心 ↓

 

 いっぽう、同じエストレリータでもピアノ版は話題にも上がりません。

 

 しかし、ものすご~く豪華な響きで素敵なんです。

 

 楽譜を見るとその音の厚さに驚くと思います。

ギターでは殆ど出てこない変ト長調、それがまた良いんです。

 

 この素敵なエストレリータを是非皆さんに聴いてもらいたと思ってピアノで取り上げます。

  

ハイフェッツのヴァイオリンでどうぞ。

音楽界ではエストレリータといえばこの演奏が最も有名かな。

  

 そして、スケルツィーノ・メヒカーノ。

 

 元はピアノ曲ですがギターのオリジナル作品かと思うくらいギターのレパートリーに溶け込んでいます。

 

 アルベニスやグラナドスの作品のようにギターで有名になった曲。

 

 今回はピアノで取り上げます。

 

ご来場を心よりお待ちしております♪



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